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 祇園祭・前祭 宵山めぐり 14日から16日  
 「祇園祭」には、日本全国から観光客が数十万人訪れ身動きがとれないほどの混雑が予想されます。特に四条通の烏丸〜新町には近づかないほうが無難です。そこで、 京都人がおすすめの見学スポットを紹介します。
 宵山見物コース
 この付近は昔ながらの街並が残っているため、山や町会 所も趣のある所が多く、町衆の話を聞きながら巡るのも楽しい。

 阪急烏丸・地下鉄四条駅下車、高辻通まで南下
  
 烏丸通高辻西入ル→高辻通新町上ル「岩戸山」
  
 仏光寺通新町上ル「船鉾」
  
 仏光寺通西洞院西入ル「木賊山」
  
 仏光寺油小路上ル「太子山」
  
  綾小路通油小路東上ル「油天神山」
  
 綾小路通油小路東入ル「芦刈山」
  
 綾小路通西洞院東入ル「伯牙山」

 ここからは、西洞院通を北へ四条通へ。

「岩戸山」
 14日午後6時から山の上に登ることが出来ます。これも宵山の楽しみの一つです。山の装飾では屋根裏の金地草花図が
 今尾景年の筆、軒裏は弟子の中島華鳳の筆。会所に飾られているのは、見送は皆川泰蔵の「ヴェネチア図」などです。
   
「船鉾」
 『日本書紀』の神功皇后の新羅出船に由来する船の形をした船鉾、夕方早い時間に鉾に上ればゆっくりと見学できます。
 船頭には「鷁(げき)」と呼ばれる想像上の瑞鳥を飾っています。また、この付近は比較的道幅が広いので屋台のたこ焼きでも 食べながら宵山見学も楽しんでください。
   
「木賊山」
 このあたりには昔ながらの町家が多く残っていますので、宵山情緒が味わえます。会所には、中国明代の牡丹双鳳文様の  綴錦見送、唐人交易図刺繍の前懸、角金具は唐団扇、木賊と銀兎文様など珍しいものも飾られています。
   
       
「太子山」
  会所として使われているのは古い町家、聖徳太子をを祀る山にちなんで知恵を授かるといわれる「知恵のお守り・杉のお守り」が授与されます。胴懸は珍しいインド刺繍が使われます。会所の前には床机も置かれており、ゆっくりと宵山を過ごせます。
   
「芦刈山」
 この山も落ち着いて見学できる雰囲気のある会所です。山口華楊原画の綴織「鶴図」や尾形光琳原画の「燕子花図」、
 中国刺繍の「雲龍図」など貴重な品々が展示されています。
   
   
「油天神山」
 山鉾町の中心から離れているので、ひっそりとした雰囲気だが温かみのある町内、懸装品はこの近くで生まれた梅原龍三郎の原画による綴織「朝陽図」。御神体の菅原道真にちなんで,宵山では進学成就のお守りと絵馬が授与される。
   
「伯牙山」
 重要文化財の町家・杉本家をお飾り場にしているので雰囲気のある山。
人形は怒りの目と紅潮した頬を持つ伯牙の姿を表しています。前掛は上下に詩文、中央に人物風景の有名な「慶寿裂(けいじゅぎれ)」、見送は「柳絲軒」在銘の三仙一桂人図綴錦など貴重な品々が見物できます。
   
    
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