宵山見物コース |
この付近は昔ながらの街並が残っているため、山や町会 所も趣のある所が多く、町衆の話を聞きながら巡るのも楽しい。
阪急烏丸・地下鉄四条駅下車、高辻通まで南下
烏丸通高辻西入ル→高辻通新町上ル「岩戸山」
仏光寺通新町上ル「船鉾」
仏光寺通西洞院西入ル「木賊山」
仏光寺油小路上ル「太子山」
綾小路通油小路東上ル「油天神山」
綾小路通油小路東入ル「芦刈山」
綾小路通西洞院東入ル「伯牙山」
ここからは、西洞院通を北へ四条通へ。
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「岩戸山」
14日午後6時から山の上に登ることが出来ます。これも宵山の楽しみの一つです。山の装飾では屋根裏の金地草花図が
今尾景年の筆、軒裏は弟子の中島華鳳の筆。会所に飾られているのは、見送は皆川泰蔵の「ヴェネチア図」などです。 |
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「船鉾」
『日本書紀』の神功皇后の新羅出船に由来する船の形をした船鉾、夕方早い時間に鉾に上ればゆっくりと見学できます。
船頭には「鷁(げき)」と呼ばれる想像上の瑞鳥を飾っています。また、この付近は比較的道幅が広いので屋台のたこ焼きでも 食べながら宵山見学も楽しんでください。 |
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「木賊山」
このあたりには昔ながらの町家が多く残っていますので、宵山情緒が味わえます。会所には、中国明代の牡丹双鳳文様の 綴錦見送、唐人交易図刺繍の前懸、角金具は唐団扇、木賊と銀兎文様など珍しいものも飾られています。 |
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「太子山」
会所として使われているのは古い町家、聖徳太子をを祀る山にちなんで知恵を授かるといわれる「知恵のお守り・杉のお守り」が授与されます。胴懸は珍しいインド刺繍が使われます。会所の前には床机も置かれており、ゆっくりと宵山を過ごせます。 |
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「芦刈山」
この山も落ち着いて見学できる雰囲気のある会所です。山口華楊原画の綴織「鶴図」や尾形光琳原画の「燕子花図」、
中国刺繍の「雲龍図」など貴重な品々が展示されています。 |
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「油天神山」
山鉾町の中心から離れているので、ひっそりとした雰囲気だが温かみのある町内、懸装品はこの近くで生まれた梅原龍三郎の原画による綴織「朝陽図」。御神体の菅原道真にちなんで,宵山では進学成就のお守りと絵馬が授与される。 |
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「伯牙山」
重要文化財の町家・杉本家をお飾り場にしているので雰囲気のある山。
人形は怒りの目と紅潮した頬を持つ伯牙の姿を表しています。前掛は上下に詩文、中央に人物風景の有名な「慶寿裂(けいじゅぎれ)」、見送は「柳絲軒」在銘の三仙一桂人図綴錦など貴重な品々が見物できます。
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