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 月鉾(つきほこ)
 住所:四条通室町西入月鉾町
 『古事記』によれば、伊弉諾尊(いざなきのみこと)が黄泉の国から戻り、禊祓いをしたとき、左眼を洗って天照大神(あまてらすおおかみ),右眼を洗って月読尊(つくよみのみこと),鼻を洗って素戔鳴尊(すさのおのみこと)を生んだ。月読尊は夜を支配した神だが、水徳の神でもあり、月鉾は、この故事に由来する。鉾頭には、横40センチ、上下24センチの金色の三日月をつける。元治元年の大火にもわずかに真木を失っただけだった。屋根裏の草花図は円山応挙筆,前懸のメダリオン絨毯は17世紀インド製,軒桁,四本柱などの飾り金具も豪華で見事。




    

  
 鉾建て:10日午前8時〜12日 曳初め:12日午後3時
 会所飾り公開・一般搭乗:13日午後1時