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東山・三十三間堂から豊国神社を巡る
  三十三間堂〜養源院〜法住寺〜智積院〜国立博物館〜豊国神社〜方広寺
@京都駅D1、D2のりばから市バス100、206、208号系統「博物館・三十三間堂前」下車、徒歩すぐ
A京阪電車 「七条」下車、徒歩約5分
  三十三間堂(蓮華王院)  ■京阪電車 七条下車 徒歩約7分市バス 博物館三十三間堂前下車すぐ
 南北に125メートル。内陣の柱と柱の間数が33あり、木造建築では世界一の長さ。長寛2年(1164)後白河上皇が平清盛に命じて創建しました。堂内には、中尊千手観音坐像(国宝)を中心に千体の千手観音立像、観音二十八部衆像が並んでいます。
成人式の「通し矢」でも有名です。天台宗。

■拝観時間:午前8時〜午後5時
■拝観料:大人600円・高校生400円・小中学生300円
■駐車場:有
■東山区三十三間堂廻町657
■京阪電車 七条下車 徒歩約7分市バス 博物館三十三間堂前下車すぐ




  養源院  ■京阪電車「七条」徒歩約7分 市バス 博物館三十三間堂前下車すぐ
 文禄3年(1594)淀殿が、父浅井長政追善のために創建しましたが、のちに焼失。元和7年(1621)徳川秀忠婦人崇源院が伏見城の遺構を移し再建。廊下の天井には、伏見城落城の際に、自刃した武将たちの血のりのしみた板を使っており、「血天井」として有名です。
 本堂のふすま12面、杉戸8面の絵は俵屋宗達の作品(重文)
 
■拝観時間:午前8時〜午後4時
■拝観料:大人500円・中高校生500円・小人300円
■駐車場:有
■東山区三十三間堂廻町656
■京阪電車 七条下車 徒歩約7分
 市バス 博物館三十三間堂前下車すぐ



玄関 庫裡
  法住寺   ■京阪電車「七条」下車徒歩約7分 市バス 博物館三十三間堂前下車すぐ
 平安時代初期永祚元年(989)に、藤原為光が創立。そのころの法住寺は、広大な寺院で後白河天皇が保元3年(1158)に、皇位を皇子の二条天皇に譲り、法住寺の場所を院の御所(法住寺殿)と定めました。
 寺内の『身代不動明王』像は、平安期の作風とされ寺伝では慈覚大師が造立したといわれ、寿永2年(1883)木曾義仲の軍勢によって焼かれた時に、後白河上皇の身代わりとなったと伝えられています。

■拝観時間:午前8時〜午後5時
■拝観料:大人500円
■駐車場:有
■東山区三十三間堂廻町655
■京阪電車 七条下車 徒歩約7分
 市バス 博物館三十三間堂前下車すぐ

  智積院   ■市バス 東山七条下車 徒歩3分 京阪電鉄「七条駅」下車徒歩10分
 真言宗智山派総本山。末寺約3000。南北朝のころ創建された紀州根来山の学頭寺院が起こりです。天正13年(1585)、秀吉の軍勢により、根来山内の堂塔のほとんどが灰燼に帰してしまいました。その時、住職であった玄宥(げんゆう)僧正は、難を京都に逃れ、大坂城落城後、豊臣秀吉の愛児鶴松の菩提を弔うために建立した祥雲禅寺の寺領を徳川家康が寄進し、五百佛山根来寺智積院と改め、仏教研学の道場として栄えました。明治に焼けた金堂は、昭和50年(1975)に復興しました。
 江戸初期を代表する池泉廻遊式庭園は、中国の廬山を形どったといわれています。収蔵庫には、長谷川等伯一派による桜・楓図(国宝)など極彩色の障壁画を展示しています。

■拝観時間:午前8時〜午後5時
■拝観料:大人500円・中高校生300円・小学生200円
■駐車場:有
■東山区東大路七条下ル東瓦町964
■市バス 東山七条下車 徒歩3分
 京阪電鉄 七条駅下車 東へ徒歩10分



金 堂


境内は梅の名所・奥が大師堂


大書院


大書院より見る庭園


利休好みの庭と伝えられる
  国立博物館   ■市バス「博物館・三十三間堂前」下車徒歩 京阪電車「七条」下車徒歩約5分
 1897年5月「帝国京都博物館」として開館、設計は宮廷建築家片山東熊です。主に平安時代から江戸時代にかけての京都の文化を中心とした文化財を、収集・保管・展示するとともに、文化財に関する研究、普及活動を行っています。平常展示のほかに特別展が1年に2〜3回行われています。

■観覧時間:午前9時半〜午後6時
特別展覧会開催期間中(日・火・水・木・土)金曜は午後8時まで
月曜休館
■観覧料金は各特別展覧会によって異なる
現在、平常展示は休止
■駐車場:有
■東山区茶屋町527
■市バス「博物館・三十三間堂前」下車徒歩すぐ
京阪電車 七条下車 徒歩約5分

  豊国神社  ■京阪電車 七条下車 徒歩約10分 市バス 博物館三十三間堂前下車 徒歩約5分  
 豊臣秀吉は没後、東山阿弥陀ヶ峰に葬られ、壮麗な豊国社に祀られたが、大坂夏の陣ののち徳川家康によって取り壊されました。現在の社殿は明治13年(1880)に再建。唐門は伏見城の遺構で国宝。境内の宝物館には秀吉遺品を納めた品々が展示されています。

■拝観時間:午前9時〜午後4時半
■拝観料:無料、宝物館:大人300円、大高生200円、
小中学生100円
■駐車場:有
■東山区大和大路正面茶屋町
■京阪電車 七条下車 徒歩約10分 市バス 博物館三十三間堂前下車 徒歩約5分



唐 門


本 殿


瓢箪型の絵馬
  方広寺  ■京阪電車 七条下車 徒歩約10分 市バス 博物館三十三間堂前下車 徒歩約5分
 方広寺は、豊臣秀吉が天正14年(1586)聚楽第の造営と同時期に、東大寺の大仏にかわる大仏を京都に造ったのが始まり。文禄4年(1595)には大仏殿が完成、漆を塗り金箔が貼られた六丈三尺(約20m)もの大仏・盧舎那佛が安置されました。しかし、翌年の慶長元年(1596)伏見大地震により大破。再建を試みるも完成をまたず秀吉は没しました。
 その後、家康が大仏殿の建造を勧め、慶長19年(1614)鐘楼へ吊るために鋳造された大梵鐘の銘文「国家安康」(こっかあんこう)と「君臣豊楽」(くんしんほうらく)の字句は、元和元年(1615)大阪夏の陣で豊臣家を滅亡させるきっかけとなりました。

■拝観時間:午前9時〜午後4時
■拝観料:境内自由、本殿拝観大人300円
■駐車場:有
■東山区大和大路正面茶屋町
■京阪電車 七条下車 徒歩約10分 市バス 博物館三十三間堂前下車 徒歩約5分



本 堂


国家安康の梵鐘


「国家安康」と「君臣豊楽」の銘文

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