梅めぐり

北野天満宮



 京都随一の梅の名所、御祭神・菅原道真公が梅の花を見て詠んだ「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな」は有名。境内には白梅紅梅が2,000本あまり咲き誇ります。菅原道真公の命日にあたる2月25日には梅花祭が行われます。梅苑の見学料は600円(茶菓子付)

植物園




 園内2ヶ所の梅林では60種あまりの梅が咲きます。見頃は2月中旬から3月上旬頃です。
梅林には地下鉄北山駅から入園したほうが便利です。入園料:一般200円、高校生150円、小中学生80円

下鴨神社


 尾形光琳が描いた、国宝「紅白梅図屏風」にちなんで「光琳の梅」と名付けられた紅梅、鮮やかな紅色と香りが人々をひきつけます。


京都御苑

 御苑の西側に梅林があります。紅白の梅が300本ちかく咲き誇ります。見頃は3月初旬から3月下旬ごろです。アクセスは地下鉄今出川駅から徒歩10分ぐらいです。


二条城



 城内の南西にある梅林には130本あまりの梅が植えられています。見頃は2月上旬ごろからです。


祇園新橋



 祇園新橋の白川沿いには数本の梅が2月下旬から咲き始めます。白川沿いのお茶屋と梅の対比は被写体としておもしろいです。

清涼寺



 多宝塔前の紅梅が満開でした。阿弥陀堂には紅白の梅が咲き揃っていました。3月15日はお松明式や重要無形民俗文化財嵯峨狂言が行われ終日にぎわいます。


梅宮大社





 神花ともなっている梅は境内に、35種550本が植えられています。早咲きの梅は2月初旬には咲き始めます。
3月初旬には梅祭が行われます。神苑の池と梅の対比は絶好の被写体です。入苑料は500円です。


梅小路公園



 市民の憩いの場として親しまれている梅小路公園。園内の南東の梅林では、2月中旬から紅白の梅が咲き始めます。アクセスは、京都駅から徒歩15分、市バス七条大宮下車3分です。近くには梅小路蒸気機関車館もありますので終日楽しめます


興正寺



 西本願寺の南にある興正寺の梅は、あまり知られていませんが見事な大木です。例年2月中旬に満開を迎えます。


智積院



 智積院の梅は1月下旬から咲き始めます。金堂周辺には多くの梅がありますが、あまり知られていない梅の名所ですので一度訪れてください。金堂と梅は絶好の被写体です。


法住寺



三十三間堂の東にある法住寺門前の紅梅と白い門との対比が見事です。


勧修寺



 臥竜の老梅は江戸時代に京都御所から移植された白梅で、三代にわたる梅が咲き揃うめでたい木です。御殿前の白梅は2月下旬が見頃です。


隋心院



 古くからの梅の名所です。境内の小野梅園には200本あまりの梅が植えられています。3月の最終日曜日には、小野小町と深草少将の恋にちなんだ「はねず踊り」が行われます。