紫式部の墓 | ||
紫式部は藤原為時を父として,天延元年(973)頃に生まれた。祖父、父共に歌人、詩人だった事から彼女も幼少のときから学芸に親しみ、寛弘3年(1006)一条天皇の中宮彰子に仕えたころに『源氏物語』を執筆し始めて寛弘6年頃に完成させたといわれる。このあたりは紫野雲林院があったところで白毫院の南にあるという所伝が室町時代の初めにはありました。墓は小さなもので小野篁の墓と並んでひっそりとたてられています。 |
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●住所:京都市北区紫野西御所田町 |
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