京都観光チャンネル   観光コースマップ 
一乗寺修学院を巡る  
   金福寺〜詩仙堂〜園光寺〜曼殊院〜修学院離宮
  @JR京都駅〜市バスA1乗場〜5号系統で約50分、「一乗寺下り松町」下車徒歩約10分
  AJR京都駅〜京都バス〜18号系統で約40分
  B京阪電車「出町柳」駅から叡山電車乗換、「一乗寺」下車徒歩15分
 金福寺 
 貞観6年(864)安恵僧都が創建。江戸中期に鉄舟和尚が再興し、現在は臨済宗南禅寺派の寺院です。松尾芭蕉が鉄舟と親交を深めたという芭蕉庵は荒廃しましたが、のち与謝蕪村が再興しました。
 舟橋聖一の小説「花の生涯」のヒロイン村山たか女が尼となり、当寺で生涯をおくりました。
 庭園は皐月の築山と白砂の簡素な枯山水。3段の生垣ごしには素朴な趣の芭蕉庵の萱葺き屋根が見える。与謝蕪村ら近世の俳人の墓や句碑があり、俳人がこよなく愛した静寂の地です。

■拝観時間:午前9時〜午後5時
■拝観料:大人400円・高校生200円・小中学生200円
■駐車場:無
■左京区一乗寺才形町20
■市バス 一乗寺下り松町下車 徒歩約5分



芭蕉庵


芭蕉庵


本堂
 詩仙堂 丈山寺 
 江戸初期の寛永18年(1641)に、徳川家の武将石川丈山が隠遁生活を送るために造営しました。丈山は儒教や中国の書道を学びました。特に、隷書体の作品を多く残しています。
 邸内に狩野探幽筆の三十六歌仙人の肖像画がある所から詩仙堂と呼ばれています。詩仙の間から見る庭園は、白砂とツツジの刈り込みが印象的、丈山が考案した鹿おどしの音を聞きながら、時間を過ごすのも一興。春のツツジ、秋の紅葉の頃は賑わいます。

■拝観時間:午前9時〜午後5時
■拝観料:大人500円・高校生400円・小中学生200円
■駐車場:無
■左京区一乗寺門口町27番地
■市バス「一乗寺下り松町」下車
東へ徒歩10分



唐様庭園


僧都(そうず)鹿おどし
  圓光寺 
 慶長6年(1601)徳川家康公が文治政策として閑室元佶師を招いて、伏見に学問所を開いたのに始まりです。寛文7年(1667)現在地に移転。明治維新で荒廃しましたが、尼衆専門道場として再興され現在は天台宗の寺。
 本堂前には水琴窟が設置され、庭園は紅葉の名所として知られています。

■拝観時間:午前9時〜午後4時30分
■拝観料:大人400円・中高校生300円・小中学生200円
■駐車場:有
■左京区一乗寺小谷町 13
■市バス5番 一乗寺下り松町下車徒歩7分



玄関の襖絵


本堂


紅葉の庭園


東照宮のある高台から
  曼殊院 
 曼殊院は最澄が比叡山に築いた道場に起源を持ち、歴代皇室が住職を務めてきた門跡寺院です。1656年(明暦2)良尚法親王のとき、現在地に移りました。
 寺宝として狩野永徳や探幽の襖絵があり、「十雪の間」の違い棚は桂離宮と同じ様式で、欄間、釘隠し、襖の引手など細部の意匠にも見所が一杯。庭園は遠州好みの枯山水で水の流れをあらわした砂の中に鶴島と亀島があります。ツツジと紅葉の頃には殊のほか美しさを見せてくれます。

■拝観時間:午前9時〜午後5時
■拝観料:大人600円・高校生500円・中小中学生400円
■駐車場:有
■左京区一乗寺竹ノ内町42
■叡山電車 修学院下車 徒歩約20分 市バス・京都バス 一乗寺清水町下車徒歩約20分



勅使門

  修学院離宮
 後水尾天皇が、明暦2年〜万治2年(1656-59)比叡山麓に造営した広大な山荘。約54万5000平方メートルの敷地に上・中・下3つの離宮から構成され、いずれも数奇な趣向の茶亭等が配置されています。 
 

■事前予約制:往復はがき又はホームページから申し込み。
 宮内庁京都事務所参観係の窓口でも申し込めますが、定員に
 なり次第締め切ります。詳細については、電話にて問合せ下さい。
■駐車場:無

※問合せ・申込先
 宮内庁京都事務所参観係電話075-211-1215

  赤山禅院 
 比叡山の西麓にある延暦寺の塔頭。慈覚大師円仁の遺命により888年(仁和4)天台座主安慧が創建しました。
 本尊は陰陽道の祖・泰山府君(赤山明神)、かけ寄せの神として、また、平安京の表鬼門の守護神として王城鎮守、方除けの神として信仰されています。
 本殿屋根に祀られた王城守護の猿。この猿は、京都御所の鬼門(東北角の「猿ヶ辻」と呼ばれところ)に祀られている猿と向かい合っています。紅葉の名所として知られています。

■拝観時間:午前9時〜午後4時半
■拝観料:無料
■駐車場:無
■左京区修学院開根坊町18
■叡山電車 修学院下車 徒歩約20分
市バス 修学院離宮道下車 徒歩約20分



山門


地蔵堂


赤山大明神を祀る
戻る