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嵯峨野を巡る | |||
嵯峨鳥居本〜化野念仏寺〜直指庵〜清涼寺〜宝筐院〜大覚寺 | |||
@京都駅から 京都バス72号系統で約50分「鳥居本」下車徒歩3分 A京都駅から 市バス28号系統「大覚寺」下車徒歩15分 |
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嵯峨鳥居本 | |||
火の神として広く信仰を得ている、愛宕神社の門前町と発展してきた町並み。町家風民家、茅葺きの「くずや」と呼ばれる農家風民家が美しい自然を背景にして建ち並んでいます。 一之鳥居近くにある嵯峨鳥居本町並み保存館には、昔の生活や町並みの様子を知ることができる模型が展示されています。 ■保存館:午前10時〜午後4時 ■休館日:月曜日 ■右京区嵯峨鳥居本仙翁町 ■市バス「大覚寺」下車徒歩約15分 京都バス「鳥居本」下車徒歩約3分 |
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町並み保存館 |
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化野念仏寺 | |||
弘法大師・空海が五智山如来寺を開創。その後、法然が念仏道場とた浄土宗の寺です。本堂は1712年(正徳2)寂道上人の再建。 この地は古来より葬送の地で野ざらしの遺骸を埋葬、境内には8000体の石仏が納められています。石塔は毎年8月23・24日に灯明をあげ、千灯供養が行われます。 ■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■料金:大人500円・中高校生400円・小人無料 ■駐車場:有(民間) ■右京区嵯峨鳥居本化野町17 ■京都バス鳥居本下車 徒歩約5分 |
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厭離庵 | |||
臨済宗天龍寺派の尼寺。藤原定家の小倉山荘跡で、定家が百人一首を撰したところといいます。後に荒廃し、江戸中期に令泉家が修復、霊元法皇から厭離庵の号を与えられました。 書院のほか、茶席時雨亭、定家塚などがあります。山岡鉄舟の娘素心尼が住職になって以降は尼寺となっています。紅葉の頃しか拝観できません。 ■開館時間:午前9時〜午後4時 ■11月1日〜12月ごろのみ公開 ■拝観料:志納 ■駐車場:無 ■右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2 ■市バス 嵯峨釈迦堂下車 徒歩約10分 |
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本 堂 |
紅葉と苔の庭 |
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清涼寺(嵯峨釈迦堂) | |||
嵯峨の釈迦堂として知られる浄土宗の古刹。光源氏のモデルともいわれる嵯峨天皇・皇子の源融(みなもととおる)の山荘「棲霞観」のあったところで、融の死後棲霞寺と改められました。 その後、寛和3年(987)「然(ちょうねん)が中国から帰国し、大清凉寺の建立を計画。没後、弟子の盛算が、宋より請来の釈迦如来立像を安置しました。 像高さ162cmの本尊で、「嵯峨の釈迦」と呼ばれています。胎内には模刻された時に納入されていた絹の五臓六腑が入っており、異国的な姿が特徴的です。 ■拝観時間:午前9時〜午後4時 ■拝観料:大人400円・中高校生300円・小人200円 ■駐車場:有 ■右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46 ■京福電車 嵐山下車 徒歩約15分 市バス・京都バス 嵯峨釈迦堂前下車 徒歩約1分 |
仁王門 |
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本 堂 |
多宝塔 |
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宝筐院 | |||
臨済宗の寺。足利義詮の菩提寺、義詮の院号にちなみ宝筐院といいます。寺内には南北朝時代敵味方に分かれた楠木正行と足利義詮の墓が仲良く並んでいます。これは義詮が正行の人柄を慕い、そばに葬るように遺言したためといわれています。 庭園内は紅葉の名所として知られ多くの観光客が訪れます。 ■拝観時間:午前9時〜午後4時 ■拝観料:大人400円・小中学生200円 ■駐車場:無 ■右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1 ■市バス 嵯峨釈迦堂前下車 徒歩約3分 JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車 徒歩15分 |
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直指庵 | |||
隠元禅師の高弟・独照禅師が正保3年(1646)に、草庵を結んだのが起こりです。その後、しだいに衰退、独照の墓堂を存するだけとなりましたが、幕末の頃に尊皇攘夷運動家である近衛家老女・津崎村岡の局が再興。庵には思いを綴る「想い出草」が置かれ、心を癒される寺として親しまれています。 ■拝観時間:午前9時〜午後4時(受付終了15時30分まで) ■平成27年7月と8月の火・水・木曜日の拝観を中止 ■料金:大人500円・中高校生400円・小人400円 ■駐車場:無 ■右京区北嵯峨北ノ段町3 ■市バス・京都バス 大覚寺下車 |
茅葺き屋根の山門 |
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本堂 |
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大覚寺 | |||
真言宗大覚寺派の本山。嵯峨天皇の離宮跡を、貞観18年(876)寺に改めました。歴代の天皇や皇族が住持された門跡寺院で、嵯峨御所ともいわれます。 書院造の正寝殿(重文)には御座所があり、狩野山楽の墨絵などの障壁画。宸殿(重文)は徳川2代将軍秀忠公の娘東福門院和子が女御御殿の宸殿として使用していたもので、狩野山楽筆牡丹図・紅白梅図などがあり、重厚な伽藍と多くの文化財を所蔵しています。境内の東側に広がる大沢池は、中国の洞庭湖を模して造られたものです。平安時代の林泉式庭園で、桜や楓が約650本植えられています。観月の名所でもある。嵯峨御流の総司所としても知られています。 ■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■拝観料:一般500円・小中高校生300円 ■駐車場:有 ■右京区嵯峨大沢町4番地 ■市バス/京都バス 大覚寺下車 徒歩すぐ JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅北口下車徒歩約15分 |
表門 |
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勅使門 |
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心経宝塔 |
大沢池 |
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広沢池 | |||
平安時代の中期、永祚元年(999)に遍照寺の建立にあわせ、庭池として本堂の南に造営された周囲1.3キロほどの池。 嵯峨野一帯を開墾した渡来系豪族の秦氏一族が溜池として造ったともいわれています。 ■右京区嵯峨広沢町 ■市バス「山越」から徒歩約5分。市バス「大覚寺」から徒歩約10分 |
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観音島の石像 |
紅葉の広沢池 |
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