京都観光チャンネル
 嵐電沿線を巡る 「有栖川〜嵐山」     
四条大宮〜帷子ノ辻  北野白梅町〜常盤  嵐電を巡る
 「有栖川」駅
当初は「嵯峨野」という駅名だったが、観光地・嵯峨野と紛らわしいことから1975年に駅の西に流れる川の名前をとって「有栖川」と改称した。
 斎宮神社(さいぐうじんじゃ) 有栖川駅から徒歩5分
 
 斎宮とは、伊勢神宮に仕える未婚の皇女のことで斎王ともいう。選ばれた斎宮は、最初に宮中の初斎院で潔斎、その後宮城外の潔斎所で三年間潔斎したのち伊勢に下向したという。この神社は有栖川禊の旧跡。境内にある椋の神木は樹齢数百年。

■境内自由
 「車折神社」駅 

駅に隣接するように車折神社がある。駅の屋根は鳥居に見立てて赤く塗られている。
 車折神社  
 平安時代後期の儒学者、清原頼業を祀る。社名は後嵯峨天皇の牛車の引捧が社前で折れたことに由来する。境内の芸能神社には芸の上達を願い、芸能人も多く参拝する。
諸願成就の御神徳があるという神石が有名で、参詣者は石を持帰り、祈願成就のとき倍にして返す習わし。

■拝観時間:午前8時〜午後5時 ■拝観料:境内自由
 「鹿王院」駅

当初はなかった駅だが沿線に住宅団地が建設されたた めに、昭和31年(1956)に開業した。駅名は近くにある「鹿王院」から名づけられた。
 鹿王院  鹿王院駅から徒歩3分
 足利義満が康暦2年(1380)寿命を延ばすことを祈願して建立した禅寺に始まる。その後、応仁の乱などで衰退してしまい、残った開山堂(鹿王院)を再興して寺号にした。山門には義満の筆による「覚雄山」の扁額を掛けている。本堂の本尊釈迦如来及び十大弟子は運慶作と伝える。回廊で結ばれた諸堂の間に枯山水の庭がひろがり、舎利殿には、源実朝が中国・宗から招来した、仏牙舎利が多宝塔に納められている。紅葉の隠れた名所。

 ■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■拝観料:大人300円、中高生200円、小学生100円
 「嵐電嵯峨」駅

 JR嵯峨嵐山駅、トロッコ嵯峨駅に近接している。以前は嵯峨駅前駅といわれていたが2007年に嵐電嵯峨駅に改称された。安倍晴明の墓所が近くにある。
 トロッコ嵯峨駅  嵐電嵯峨駅から徒歩3分
 
 平成3年(1991)にオープンした嵯峨野観光鉄道の駅。トロッコ電車は、山陰本線の複線電化のため嵯峨嵐山から馬堀間が新線に変えられたために旧線を観光鉄道としたもので、行きはトロッコ電車、帰りは保津川下りという新しい観光資源となった。駅内にはD51を展示している「ジオラマ館」がある。
■嵯峨--亀岡 片道600円
 「嵐山」駅

嵐山本線の終点、嵐山嵯峨野観光の起点として賑わっている。駅舎は2007年に土産物などを販売する「はんなり・ほっこりスクエア」に改装された。駅のホームには「駅の足湯」がある。
天龍寺
 足利尊氏が創建。臨済宗天龍寺派大本山。当初は渡月橋なども含め約33万平米の壮大な寺地であったが、応仁の兵火以降衰退、現在の建築物は近代の再建。夢窓疎石造営の曹源池を中心とした庭園は当時の面影を残す。
 春の桜の優雅さ、秋の紅葉の彩り、四季を通して魅力あふれる姿を見せてくれる。世界文化遺産。

■拝観時間:午前8時半〜午後5時半 ■拝観料:大人500園、高大学生500円・小中学生300円
 渡月橋
 
 嵐山を流れる大堰川(桂川)に架かる橋。承和年間(834-48)僧道昌が架橋したのが最初といわれる。亀山上皇が橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられた。周辺は四季を通じて京都随一の観光名所になっている。
 野宮神社
 平安遷都後800年頃の創建。天照大神を祀る。伊勢の斎宮に選ばれた皇女が伊勢にゆく前に籠って精進潔斎をおこなった場所のひとつで、源氏物語や徒然草、謡曲にも登場する。
 黒木の鳥居、小柴垣が往時をしのばせる。付近に産する竹を「野宮竹」といい、境内・野宮大黒天の「お亀石」をなでると所願成就すると伝わる。

■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■拝観料:自由参拝
 祇王寺
 奥嵯峨にある真言宗大覚寺派の尼寺。往生院の跡を明治に復興した寺である。平家物語に登場する祇王と母、妹、仏御前らの尼僧像が安置されている。平清盛の寵愛をうけた舞姫達の悲恋を忍ぶ寺であり、また秋の紅葉が素晴らしいことでも有名である。

■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■拝観料:大人・中高大学生300円、小学生100円
二尊院
 嵯峨天皇の命により円仁が創建。本尊に釈迦・阿弥陀の二如来をまつることから二尊院としたと伝わる。総門は伏見城の薬医門の遺構という。広い参道の紅葉、ハギ、アジサイで有名。藤原定家が百人一首を編んだ「時雨亭」があったという説もある。

■拝観時間:午前9時〜午後4時半 ■拝観料:大人・中高大学生500円、小人無料
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