京都観光チャンネル
 嵐電沿線を巡る 「四条大宮〜帷子ノ辻」   
北野白梅町〜常盤  有栖川〜嵐山  嵐電を巡る
 「四条大宮」駅 

 嵐山本線の始発駅、駅名は四条通と大宮通の交差する 場所にあることから付けられている。阪急電車「大宮」駅 とも繋がり交通の要所。付近には壬生寺や新撰組屯所跡 などもある。
 壬生寺   四条大宮駅から徒歩5分
 本尊地蔵菩薩は古くからの信仰を集めてきた。節分の素焼炮烙奉納には大勢の参詣者が集まり、生年月日を書いて奉納される。炮烙は4月の壬生狂言の演目のなかで割られることで厄を祓うとされている。
 壬生狂言は、正安2年(1300)に円覚上人が、無言劇で仏の教えを壬生大念仏狂言として伝えたことから発展したといわれる。また、新撰組ゆかりの地で、境内には新撰組隊士の供養塔や近藤勇の胸像がある。
 ■拝観時間:午前8時〜午後5時半 ■拝観料:無料
 新撰組発祥の地(八木家住宅)  四条大宮駅から徒歩4分
 文久3年(1863)春、将軍家茂の上洛警護のため、清河八郎率いる浪士組が入洛したが、その宿舎の1つとして使われたのが、当時壬生郷の当屋敷であった。ここに分宿していた、芹沢鴨、新見錦、近藤勇、土方歳三らは、京都守護職松平容保の支配に属して「新選組」と名のった。新選組は市中の治安維持に努め、元治元年(1864)の池田屋事件で一躍その名を轟かせた。翌年の慶応元年(1865)4月、屯所は西本願寺に移された。

■見学時間:午前9時〜午後5時 ■料金:大人:1,000円(抹茶、屯所餅付き)、中・高生:1,000円(抹茶、屯所餅付き) 中・高生:600円(拝観のみ)
 「西院」(さい)駅 

 この地は、平安時代に淳和天皇の離宮があったことから 西院(さいいん)と呼ばれるようになった。駅の北には嵐  電の車庫が在りいろいろな電車もみられる。
 近くにある阪急電車「西院」駅は「さいいん」と呼ぶ。
 西院春日神社   四院駅から徒歩3分
 
 833年創建。奈良の春日大社より勧請された。病気平癒の神として信仰を集める。江戸期にも歴代天皇が健康祈願を行った。境内の摂社、還来神社は旅行安全の神として有名。
 毎年十月に行われる「春日祭」は盛況で、多くの人でにぎわう。

■拝観時間:自由参拝
 高山寺(西院)  四院駅から徒歩1分
 
 門前に「淳和院跡」の碑が建つ。本尊の地蔵菩薩の他に屋外に石像の地蔵菩薩像があり、子育て地蔵として信仰を集めている。足利義政の妻日野富子もここに参って嫡子を得、後に足利義尚となった。

■拝観時間:7時〜午後5時 ■自由参拝
 「西大路三条」駅

 西大路通と三条通の交差点にあるところから駅名がつい た。以前は「三条口」と呼ばれていたが、京の七口の粟  田口(三条口)と混同するために今の駅名になったとも。 この駅から山ノ内あたりまでの三条通では一般道を走行 するため路面電車の気分をあじわえる。
 「山ノ内」駅

 この地名は、かつて比叡山延暦寺の寺領であつたため、 山門の地(山内)ということからついたといわれている。  駅には狭いホームしかないので乗降には注意を・・・。
 山王神社 山ノ内駅から徒歩3分
 
 延暦寺の寺領山ノ内にあった普賢寺の守護神として。坂本の日吉山王神を勧請した古社。祭神の大山咋神と玉依姫神は夫婦神であり、縁結びの神として信仰されている。境内には男岩と女岩があり石を撫でると、縁結び・安産・子授けに御利益があるという。 

■拝観時間:自由参拝 
 「嵐電天神川」駅

 京都市営地下鉄東西線「太秦天神川」駅との乗換駅と
 して平成20年3月に開業した新しい駅。この駅の誕生
 で東山の観光地へのアクセスが便利になった。
 猿田彦神社(山之内庚申) 嵐電天神川駅から徒歩3分
 八坂の庚申堂、粟田口の庚申堂と合わせて京洛三庚申の一つに数えられる。祭神の猿田彦大神は天孫降臨の道案内の故事から、道ひらきの神・人生の道案内の神といわれている。見ざる・聞かざる・言わざるの三神猿は、世の諸悪を排除して開運招福をもたらすという。境内は三条通と嵐電の線路に挟まれた狭い場所だが、楠の大木に覆われてうっそうとした雰囲気。 
 ■拝観時間:自由参拝 
 「蚕ノ社」(かいこのやしろ)駅

 嵐電天神川駅からわずか250mのところにある駅、駅名  は近くにある木島神社の通称「蚕ノ社」に因んで付けられ た。太秦の地は、養蚕を伝えた渡来人・秦氏がおさめた 地域で木島神社は広隆寺とともに平安遷都以前に建立 された。
 蚕ノ社(木島神社)  蚕ノ社駅から徒歩5分
 
 正式には木嶋坐天照御魂神社という。養蚕や染織など多方面で活躍した秦氏との関連が深い。境内に養蚕神社があり、通称は蚕の社。製糸業者の信仰が現在も篤い。境内の池中の明神鳥居を三つ組合せた珍しい石鳥居は有名である。

■拝観時間:自由参拝 
 「太秦広隆寺」駅

 秦氏は朝廷に養蚕で蓄えた品物を献上するときに、「う  ず高く積んだ」ことから、うずまさの姓を賜ったとも言われ ている。駅の前には秦氏が建立した広隆寺がある。東映 太秦映画村も近くにある。
 広隆寺  太秦広隆寺駅から徒歩1分
 
 京都最古の寺。法隆寺や四天王寺と同様に聖徳太子が建立に関わった日本七大寺のひとつとされる。603年秦河勝によって建立されたというが詳細は不明。国宝第一号である弥勒菩薩半跏思惟像をはじめ泣き弥勒、千手観音像、聖徳太子の夢殿にちなむ八角円堂の桂宮院なども国宝であり、重要文化財も多数ある。
■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■ 拝観料:大人・学生700円、高校生500円、小中学生400円
 東映太秦映画村  太秦広隆寺駅から徒歩5分

 1975年に日本で初めて時代劇の撮影やオープンセット、アトラクションを体験できるテーマパークとして誕生。京都の新しい観光施設として多くの観光客に親しまれている。

■営業時間:午前9時〜午後5時 ■ 入村料:大人2,200円、中高校生1,300円、子供1,100円
 「帷子ノ辻」(かたびらのつじ)駅

 難読の多い嵐電のなかでも一番難しい駅名。帷子(かたび  ら)は夏物の麻で織った着物のことで、嵯峨天皇の壇林皇  后が亡くなった時に着ていた経帷子に因んで名づけられた ともいう。この駅は嵐山本線と北野線の乗継駅。
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