京都観光チャンネル     観光コースマップ 
泉涌寺・東福寺を巡る
  今熊野観音寺〜東福寺〜芬陀院〜光明院〜伏見稲荷
@JR京都駅〜市バスA1乗場〜5号系統で約40分、「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約5分
AJR京都駅、阪急烏丸〜地下鉄烏丸線・「御池」で東西線に乗換、「蹴上」下車徒歩約5分
 今熊野観音寺(観音寺)   ■京阪電車/JR 東福寺下車 徒歩約15分 市バス泉涌寺道下車徒歩約10分
 平安時代、嵯峨天皇の勅願により弘法大師空海が開創された、御本尊は十一面観世音菩薩。西国三十三所第十五番霊場・厄除、開運の寺として知られ、特に頭痛、智恵授け、ぼけ封じ、の本尊として信仰されています。
 南北朝時代の兵火に見舞われましたが、北朝の朝廷や足利将軍の配慮によってすぐに復興されました。また応仁・文明の大乱でも伽藍は消失しましたが、その後復興されています。

■拝観時間:午前8時〜午後5時
■拝観料:無料
■駐車場:有
■東山区泉涌寺山内町32
■京阪電車/JR 東福寺下車 徒歩約15分
市バス 泉涌寺道下車徒歩約10分
  泉涌寺   ■JR・京阪電車東福寺下車徒歩約15分 市バス泉涌寺道下車徒歩約10分
 真言宗泉涌寺派の総本山。皇室との関連が深く御寺(みてら)とも呼ばれます。寺伝によれば、空海が天長年間(824-34)ここに草庵を結び、法輪寺としたのが起こりといわれています。建保6年(1218)、月輪大師が造営するにあたり、清泉が涌き泉涌寺と改められました。四条天皇以来14代の天皇陵をはじめ、皇妃、親王陵墓など39の陵墓があります。
 仏殿(重文)は、徳川家綱の再建で、運慶作と伝える釈迦、弥陀、弥勒の三尊を安置。天井の竜は狩野探幽筆。霊明殿に歴代天皇、皇后、親王の尊牌があります。泉涌寺勧縁疏(国宝)などの文化財を所蔵。国内最大の涅槃図があります。  洛陽三十三観音霊場20番札所の楊貴妃観音(重文)、1月の成人の日に行われる七福神巡りは有名です。

■拝観時間:午前9時〜午後4時半
■拝観料:大人500円・高校生500円・小中学生300円
■駐車場:有
■東山区泉涌寺山内町27
■JR・京阪電車 東福寺下車 徒歩約15分
市バス 泉涌寺道下車 徒歩約10分

 泉涌寺・即成院  ■京阪電車/JR 東福寺下車徒歩約5分 市バス泉涌寺道下車徒歩約3分
 寛治年間(1087-94)に、藤原頼通の子橘俊綱が、伏見山に営んでいた山荘に、阿弥陀如来ならびに二十五菩薩像(重文)を安置し、即成就院と称したのが始まりです。明治35年(1902)現在地に移転しました。
 那須与一ゆかりの寺として知られ、本堂裏に墓があります。また10月第3日曜に行われる本尊・阿弥陀如来と二十五菩薩が、極楽浄土から現世に来て、衆生を極楽浄土へ導く姿を具現する行事・二十五菩薩お練り供養が有名です。

■拝観時間:午前9時〜午後4時
■拝観料:無料
■駐車場:有
■東山区泉涌寺山内町28
■京阪電車/JR 東福寺下車 徒歩約5分
市バス 泉涌寺道下車徒歩約3分



二十五菩薩お練り供養


二十五菩薩お練り供養
  東福寺  ■JR奈良線・京阪電車東福寺駅下車徒歩約10分 市バス東福寺下車徒歩約10分
 臨済宗東福寺派の本山。摂政九條道家が聖一国師を開山として菩提寺建立を発願、嘉禎2年(1236)から19年の歳月をかけて1255年(建長7)に七堂伽藍を完成した五山の一つです。「東福の伽藍面(がらんづら)」とまでいわれ壮観を極めましたが、度重なる兵火と明治14年(1881)の失火で仏殿、法堂、庫裏などを焼失、以後、逐次再建されました。
 禅宗伽藍を代表する室町最古の三門(国宝)をはじめ、浴室、東司(便所)禅堂、鐘楼(いずれも重文)など室町時代の禅僧の生活を知る上で貴重な建築が残っています。境内の通天橋は紅葉の名所。方丈の周囲に枯山水の庭園があります。絹本着色無準師範像(国宝)など5000点を超える文化財を所蔵。龍吟庵国宝方丈は現存最古の方丈建築。

■拝観時間:午前9時〜午後4時
■拝観料:大人400円・高校生400円・小中学生300円
■駐車場:有
■東山区本町15丁目778
■JR奈良線・京阪電車東福寺駅下車 徒歩約10分
市バス東福寺下車  徒歩約10分



三 門


龍吟庵


開山堂
 東福寺・芬陀院(雪舟寺)  ■JR奈良線・京阪電車東福寺駅下車徒歩約10分 市バス東福寺下車徒歩約10分
 雪舟作と伝える鶴亀の庭があるところから雪舟寺として知られています。元享年間(1321-24)に関白一条内経が創建。庭園は禅院式枯山水。「茶関白」一条恵観ゆかりの茶室図南亭が有り、遺愛の勾玉(まがたま)の手水鉢が残されています。

■拝観時間:午前9時〜午後5時
■拝観料:大人300円・高校生500円・小中学生200円
■駐車場:有
■東山区本町15丁目803
■JR奈良線・京阪電車東福寺駅下車 徒歩約10分
市バス東福寺下車  徒歩約10分


  東福寺・天得院   ■JR/京阪電車/市バス 東福寺下車 徒歩約7分
 正平年間(1346〜70)東福寺第30世、無夢一清禅師が開創。慶長19年(1614)に文英清韓(ぶんえいせいかん)長老が住持となりました。清韓は、豊臣秀頼の請に応じ方広寺の鐘名を撰文したが、銘文中の「国家安康、君臣豊楽」の文字が徳川家を呪詛するものとして家康の怒りを招き、寺は取りこわされたといわれています。
 現在の堂宇は天明9年(1789)に再建されたもの。庭園内に桔梗、ハギが土塀に沿って植えられ「桔梗の寺」として、人々を楽しませています。

■拝観時間:午前9時半〜午後4時
■拝観料:大人300円・小人200円、特別拝観中大人500円、小人300円
■駐車場:有
■東山区本町15丁目802
■JR/京阪電車/市バス
 東福寺下車 徒歩約7分




桔梗の庭
  東福寺・光明院  ■JR/京阪電車 東福寺下車徒歩約10分  市バス東福寺下車 徒歩約10分  
 明徳2年(1391)金山明昶の開創。方丈前の庭園は、池泉式の枯山水で、州浜型の枯池に三尊石組を配し、背後にサツキやツツジを雲紋になぞらえて刈り込み、雲の上に茶亭蘿月(らげつ)庵があり、月が昇る姿を形どり、名園としてしられています。

■拝観時間:午前9時〜午後5時
■拝観料:志納
■駐車場:有
■東山区本町15丁目809
■JR/京阪電車 東福寺下車 徒歩約10分 
 市バス/京阪バス 東福寺下車 徒歩約10分 
 京阪電車 鳥羽街道駅下車 徒歩約5分




  伏見稲荷大社  ■JR稲荷駅下車すぐ 京阪電車伏見稲荷駅下車徒歩約5分
 全国各地に祀られている稲荷神社の総本宮。ご鎮座は和銅4年(711)とされ、古くは食物・蚕桑あるいは栄進成就の神、中世から近世にかけて商業神・屋敷神へと信仰も拡大しています。
 本殿(重文)は明応8年(1499)の再興。拝殿、権殿のほか摂末社も多くあります。山中の神蹟を巡拝する「お山巡り」は約4キロ、参道の数千本の鳥居は壮観です。2月初午の日、4月の稲荷祭は平安朝から伝わる同社最大の祭典です。

■拝観時間:午前8時半〜午後4時半
■拝観料:無料
■駐車場:有
■伏見区深草薮ノ内町68
■JR 稲荷駅下車すぐ 京阪電車 伏見稲荷駅下車 徒歩約5分、市バス 稲荷大社前下車 徒歩約7分



楼 門


初午で賑わう本殿


千本鳥居
 東丸神社   ■JR奈良線稲荷駅下車徒歩約1分京阪電車伏見稲荷駅下車徒歩約5分
 伏見稲荷大社の側にあり、江戸時代の国学者で稲荷社祠官羽倉家に生まれた荷田春満(かだのあずままろ)を祀る神社。春満は門下に賀茂真淵がおり、本居宣長、平田篤胤と共に国学四大人の一人です。合格祈願や学力向上を願う人々の信仰を集めています。

■境内自由参拝
■駐車場:有(伏見稲荷駐車場)
■伏見区深草藪之内町36
■R奈良線稲荷駅下車徒歩約1分京阪電車伏見稲荷駅下車徒歩約5分


戻る