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長刀鉾(なぎなたほこ)
 住所:四条通東洞院西入長刀鉾町
 古来より「くじとらず」として,毎年山鉾巡行の先頭を行く鉾。真木は全長20メートル。現在、稚児が乗る唯一の鉾である。鉾先には,疫病邪悪を払う長刀をつけている。命名は、三条小鍛冶宗近が娘の病気平癒を祈願して八坂神社に奉納した長刀が、鎌倉時代にある武人に愛用されたが、何かと不思議が起こり、返納したという。大永2(1522)年、疫病がはやり、神託で長刀鉾町で飾ったところ、疫病は退散した故事による。長刀鉾町では1日に稚児お千度があるため5日に行われる。
  


   

     注連縄切りをする稚児                     長刀鉾の吉符入りは5日に行われる。
鉾建て:10日午前7時〜12日 曳初め:12日午後330分〜4時30分
 会所飾り公開:13日午前9時