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 名称:白河院並びに法勝寺跡(しらかわいんじょうしょうじあと)
 住所:京都市左京区岡崎法勝寺町(動物園北)
 白河院は、藤原氏によって代々受け継がれてきた藤原良房(よしふさ)の別荘で、藤原師実(もろざね)の時、白河天皇に献上され、承保2年(1075)天皇によってこの地に法勝寺が建立された。法勝寺は、尊勝寺、最勝寺、円勝寺、成勝寺、延勝寺とともに六勝寺と総称された寺で、境内には、金堂、講堂、阿弥陀堂、法華堂、五大堂、八角堂、常行堂などの諸堂が立ち並んでいた。しかし、文治元年(1185)の大地震により九重塔以外の諸堂の大半が倒壊し、更に康永元年(1342)の火災により残る堂舎も焼失した。その後覚威和尚によって一部再建されたが、衰退の一途を辿り、やがて廃寺となった。
      
 アクセス:市バス「京都会館美術館前」下車徒歩5分 地下鉄東西線「東山」下車徒歩10分
 見学時間:自由
 駐車場:無
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