社寺一覧へ戻る
 名 称:妙満寺(みょうまんじ)                                            
 住 所:京都市左京区岩倉幡枝町91
 妙満寺の創建は康応元年(1389)、日蓮上人に帰依した日什(にちじゅう)上人による。その後、応仁の乱など幾度かの兵火に遭い、そのつど洛中に寺域を移してきたが、天文5年、比叡山の僧徒による焼き討ちで二十一坊の大伽藍を類焼。天正11年(1583)秀吉の時代に寺町二条に移され400年にわたり「寺町二条の妙満寺」と親しまれてきた。 その後、昭和43年に現在の岩倉の地に移り今日に至る。
 本坊にある「雪の庭」は、俳人祖松永貞徳(1571〜1653)の造営で、比叡の山並みを借景にとりいれた枯山水庭園。岩倉遷堂の際に成就院より本坊に移築した。 また、歌舞伎「娘道成寺」に登場する安珍・清姫ゆかりの紀州道成寺にあった梵鐘がこの妙満寺にあることでも知られている。 ツツジの隠れた名所でもある。
  
  
 アクセス:地下鉄「国際会館駅」から徒歩約20分、京都バス「幡枝」徒歩約3分、
       叡山電鉄「木野駅」徒歩約5分
 拝観時間:9時〜16時
 拝観料大人・大学生300円、高校生300円、中学生300円、小人300円
 TEL:075-791-7171  駐車場:有/無料

戻る