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名 称:浄福寺(じょうふくじ)
住 所:京都市上京区浄福寺通一条上る笹屋町2丁目
 当初は延暦年間に天台宗の賢憬大僧都により開創された寺院といわれているが、たびたび火災にあい、建治2年(1276)に後宇多野天皇によって一条村雲に再建、大永5年(1525)には後柏原天皇より念仏三昧堂の勅号を受けて浄土宗となる。
 現在地には、元和元年(1615)に移り、本堂は享保年間(1731-1733)に再建された。また釈迦堂は宝暦6年の再建。当寺が赤門寺と呼ばれる由来は、東門が全体に朱が塗られているところからといわれる。本堂には本尊阿弥陀如来像、釈迦堂には三国伝来といわれる釈迦仏が安置されている。寺宝には、二十五菩薩来迎図、土佐光信筆の十王像などがある。
 
アクセス:市バス「今出川浄福寺」 下車5分
拝観時間:通常非公開