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名 称:海住山寺(かいじゅうせんじ)
住 所:京都府木津川市加茂町例幣海住山20  Tel:0774-76-2256
 天平七年(735)聖武天皇が、大盧舎那仏造立の平安を祈るため、良弁僧正に勅して一宇を建てさせ、十一面観音菩薩を安置して、藤尾山観音寺と名づけたのに始まるといわれる。その後、承元二年(1208)に解脱上人貞慶がこの地に草庵を結び補陀洛山海住山寺として開基。現在は、真言宗智山派の寺院。
 境内には、国宝の五重塔や文殊堂(重文)、山門、本堂、本坊、鐘楼などの伽藍が建ち並ぶ厄除寺として知られている。五重塔は鎌倉時代(1214年)の建造。貞慶の弟子である慈心上人覚真(藤原長房)が貞慶一周忌供養に建立したもの。小ぶりながら裳階(もこし)をもつ五重塔は、海住山寺以外では法隆に存在するだけである。
   
  
アクセス:JR加茂駅からバス「岡崎」下車徒歩約40分、
拝観時間:9時〜16時半  駐車場:有/無料
拝観料:大人300円(本堂)