洛陽三十三所観音巡礼へ        戻る    
名 称:清和院(せいわいん)
住 所:京都市上京区七本松通一条上る一観音町428-1
 清和天皇ゆかりの寺で、真言宗智山派。平安初期(仁寿年間)に藤原良房邸内染殿第の南に創建された仏心院に、清和天皇譲位後の後院として清和院が設けられたのが始まり。本尊は木造地蔵菩薩立像(鎌倉時代・重文)。
 清和天皇が清和源氏の祖であったことから、室町将軍足利氏も深く帰依し、その保護を受けて栄えたが、寛文元年(1661)の御所炎上の際に清和院も類焼し、後水尾院と東副門院によって現在地に移転再興された。
 聖観音菩薩は、一演法師が創建した感応寺内の観音堂の本尊であったが後に清和院に移された。 洛陽三十三所観音霊場第三十三番札所。
 
アクセス:市バス「上七軒」「千本中立売」停下車徒歩約2〜3分
拝観時間:9時〜16時  駐車場:無
拝観料:自由参拝  Tel:075-461-4896