洛陽三十三所観音巡礼へ      社寺一覧へ戻る
名 称:城興寺(じょうこうじ)
住 所:京都市南区東九条烏丸町7-1
 真言宗泉涌寺派の寺、太政大臣藤原信長の邸宅を、永久元年(1113)に寺に改め城興寺としたという。当初は鎮護国家の道場であったが、天台宗となり延暦寺の管理に属したが、応仁の乱で焼失、現在は本堂のみが残る。本尊千手観世音菩薩は、慈覚大師円仁が承和五年(八三八)、遣唐使の一員として入唐した時、無事の帰朝を念じて船中で造作したといわれている。洛陽三十三所第二十二番札所。
 
アクセス:市バス「大石橋」停下車徒歩約2分
地下鉄烏丸線「九条」駅下車(2番出口前)徒歩約1分
拝観時間:9時〜16時半  駐車場:無
拝観料:境内自由  Tel:075-691-3614