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伏見を巡る
  伏見稲荷大社〜石峰寺〜藤森神社〜御香宮〜寺田屋〜長建寺〜酒蔵の町
@JR京都駅〜奈良線「稲荷」下車8分
A京阪電車「深草」下車5分
  石峰寺  ■京阪電車 深草下車 徒歩約5分 JR奈良線 稲荷下車 徒歩約8分
 黄檗宗の寺、百丈山(ひゃくじょうざん)と号します。万福寺の千呆(せんがい)和尚が宝永年間(1704〜1711)に創建したと伝えられています。当初は諸堂を完備した大寺でしたが、度重なる災火により堂宇を焼失し、現在の本堂は、昭和60年に再建されたものです。
 本堂背後の山には、江戸時代の画家伊藤若冲が庵を結び、当寺の住職密山とともに釈迦の生涯を表し制作した五百羅漢の石仏群があります。ひとつひとつの石像を眺めているとゆったりとした時間が味わえます。境内には、若冲の墓及び筆塚が建てられています。

■拝観時間:拝観:3月〜9月 9:00〜17:00、10月〜2月 9:00〜16:00
■拝観料:300円
■駐車場:有
■伏見区深草石峰寺山町
■京阪電車 深草下車徒歩約5分JR奈良線 稲荷下車徒歩約8分



民家の間を抜けると赤門がある。


来迎菩薩


様々な表情をした十八羅漢


寂しげな羅漢


涅槃場
  ぬりこべ地蔵
 石峰寺の近くにある「ぬりこべ地蔵」は、土壁で塗り込められ、お堂に祀られていたことから、歯の痛みを封じ込めるご利益があるといわれています。京都でも有名な地蔵のひとつです。

■京阪電車 深草下車 徒歩約5分
  JR奈良線 稲荷下車 徒歩約8分


  藤森神社   ■京阪電車墨染駅下車徒歩約5分、JR藤森下車5分 市バス藤森神社前すぐ
 由緒は不詳ですが、平安期以前に近郊にあった三つの社が合祀され現在の藤森神社となったといいます。旗や武具を納める神社として起こったともされ「日本書紀」の編者とされる舎人親王や優れた武将であった早良親王など多くの神を祀ることから、文武両道の神として知られています。
 また5月の藤森祭で奉納される「駈馬神事」から、馬の神様として競馬関係者の信仰を集めています。
 境内にある紫陽花苑は6月には、紫陽花祭行われる名所。

■拝観時間:午前9時〜午後4時
■拝観料:自由参拝
■駐車場:有
■伏見区深草鳥居崎町609
■京阪電車墨染駅下車徒歩約5分、JR藤森下車5分
市バス藤森神社前すぐ



南 門


拝 殿


本 殿




紫陽花苑


神馬像
 御香宮神社  ■京阪電車伏見桃山駅下車約3分、近鉄電車桃山御陵前駅下車約2分
 境内から香りの良い水が湧き出て、服すと病が癒える神社として862年、清和天皇から「御香宮」の名を賜り、社名を改めたといいます。秀吉が伏見城に移築しましたが、のち家康が元の場所に戻しました。秀吉好みといわれる華麗なツバキもあります。
 伏見鳥羽の戦には官軍(薩摩藩)の屯所となりましたが、幸いにして戦火は免れました。
 神功皇后を主祭神として仲哀天皇応神天皇他六柱の神を祭る安産の神として、安産の神として広く信仰されています。

■拝観時間:午前10時〜午後4時
■拝観料:無料、石庭拝観のみ有料
■駐車場:有/無料
■伏見区御香宮門前町174
■京阪電車伏見桃山駅下車約5分、近鉄電車桃山御陵前駅下車約5分



伏見城の大手門を拝領して寄進した表門


徳川頼宣が寄進した割拝殿


正面軒唐破風は豪華な彫刻が施されている


徳川家康の命により建立された本殿。


名水百選に認定された御香水
 寺田屋   ■京阪電車 中書島下車 徒歩約 5分
 慶応2年(1866)正月21日に、坂本龍馬が伏見奉行所の捕方に襲われたが、風呂に入っていたお龍が裸のまま飛び出し龍馬に知らせた逸話で有名な伏見の船宿。
 寺田屋は当時薩摩藩の定宿であり、文久2年(1862)には、薩摩藩急進派有馬新七らが、関白九条尚忠と京都所司代の殺害を計画して集結したところに、薩摩藩が藩士を鎮圧に向かわせたが両者乱闘となり、有馬以下9名が死亡した寺田屋騒動も起こっています。
 寺田屋は鳥羽伏見の戦で罹災焼失、現在の建物はその後再建されたものといわれています。

■拝観時間:午前10時〜午後3時40分
■拝観料:大人300円・小人200円、
■駐車場:無
■伏見区南浜町263
■京阪電車 中書島下車 徒歩約 5分




 長建寺  ■京阪電車 中書島下車 徒歩約5分  
 真言宗醍醐寺派の寺で、辨財天長建寺といいます。本尊は八臂弁財天、江戸時代には淀川を往来する廻船の守護神として信仰を集めていました。創建は江戸時代の伏見奉行・建部内匠頭政宇の長寿を祈願して建てられました。
 門前の濠川は観光船の発着場となっています。境内には酒処伏見の名水と同じ水脈の「閼伽水」が湧き出しています。

■拝観時間:午前9時〜午後4時
■拝観料:無料
■駐車場:無
■伏見区東柳町511
■京阪電車 中書島下車 徒歩約5分
 
 



赤い竜宮門


本 堂


名水「閼伽水
  濠川・酒蔵の町並み  ■京阪電車 中書島下車 徒歩約5分
 濠川は豊臣秀吉の伏見城築城の際に外堀として開削されたもので、江戸時代には伏見と大阪を結ぶ重要な交通水路でした。明治末期まではこの川を利用した物資の運搬も盛んに行われていました。
 現在、江戸期の舟運を再現した舟下りが観光用に運航されています(4/1〜11/30)。
 また、伏見は以前には「伏水」と呼ばれたように地下水に恵まれたところで、現在でも酒造りが盛んに行われています。濠川沿いには酒造会社が立ち並び、昔ながらの白壁の景観が残っています。
 月桂冠大倉記念館では、貴重な資料が保存され、伏見の酒造りと日本酒の歴史などを紹介しています。
 
月桂冠大倉記念館
■拝観時間:午前9時半〜午後4時半
■拝観料:大人300円、中高校生100円おみやげ付き
■駐車場:有
■伏見区南浜町247番地
■京阪電車 中書島下車 徒歩約5分
 



濠 川


月桂冠大倉記念館


酒蔵の風景