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嵐山を巡る | |||
渡月橋〜天龍寺〜大河内山荘〜落柿舎〜常寂光寺〜二尊院〜野宮神社〜滝口寺〜祇王寺 | |||
@京福電車・阪急電車「嵐山」徒歩3分 AJR嵯峨嵐山下車 徒歩10分 |
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渡月橋 | |||
承和年間(834-48)僧道昌が架橋したのが最初。亀山天皇によって命名された「渡月橋」は嵐山観光の出発点デス。中ノ島公園から大堰川、亀山公園と一帯は、春は桜、5月の三船祭、夏の鵜飼い、秋の紅葉と年中楽しめるスポットです。なかでも、対岸の山々の桜が水面に映る姿は、時を忘れる美しさです。 ■市バス 嵐山・京福電車 阪急電車 嵐山 |
![]() 紅葉の渡月橋 |
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![]() 雪の渡月橋 |
![]() 嵐山花灯路 |
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嵐山公園 | |||
桂川の上下流に広がる府立公園で、面積は10.6ヘクタール。明治末期に開かれた景勝地で、四季を通じ観光客の絶えることはありません。中国の故・周恩来首相の雨中嵐山詩碑が建立されています。 ■市バス 嵐山・京福電車 嵐山・阪急電車 嵐山下車 徒歩10分 |
![]() 周恩来「雨中嵐山」碑 |
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大河内山荘庭園 | |||
時代劇で活躍した映画俳優大河内伝次郎の別荘。京都市内が展望できる、6000坪にも及ぶ庭園は30年以上の歳月をかけて丹念に造営されたものです。 桃山造りの書院、鎌倉様式の持仏堂、茶席、石仏などが点在し、保津川の流れ、比叡山が望める展望台もあります。 ■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■料金:大人1,000円・中高校生1,000円・小人500円 ■駐車場:有 ■右京区嵯峨小倉山田淵山町8 ■JR/京福電車 嵐山下車 徒歩約15分 |
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天龍寺 | |||
世界遺産にも登録されています天龍寺は、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提寺として、暦応2年(1339)夢窓国師を開山として創建しました。臨済宗天龍寺派の大本山で、室町時代には京都五山の第一位を占めました。方丈には藤原時代の釈迦如来坐像を安置。多宝殿は吉野朝の紫宸殿を模して建てられた。 夢窓疎石が造園した庭園は当時の原型を残し、嵐山と亀山を借景とした池泉回遊式の庭園で、曹源池を中心にした景観はすばらしく国の史跡・特別名勝に指定されています。 ■拝観時間:午前8時半〜午後5時半 ■拝観料:大人500円・高校生500円・小中学生300円 ■駐車場:有 ■右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68 ■京福電車嵐山駅下車徒歩すぐ |
![]() 曹源池庭園 |
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![]() 庫 裡 |
![]() 大方丈 |
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![]() 後醍醐天皇聖廟多宝殿 |
![]() 書 院 |
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野宮神社 | |||
源氏物語の舞台にもなった神社、平安遷都後に伊勢神宮の斎宮に選ばれた皇女が1年間ここに籠って精進潔斎をする習わしがありました。祭神は天照大神。 今は縁結びの神様として若い女性に人気があります。 珍しい黒木の鳥居、小柴垣が往時をしのばせてくれます。付近には、竹林があり嵯峨野の代表的な景観として人気があります。 ■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■拝観料:無料 ■駐車場:無 ■右京区嵯峨野宮町1 ■京福電車嵐山駅下車徒歩10分 |
![]() 嵐山花灯路 |
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![]() 本 殿 |
![]() 黒木の鳥居 |
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落柿舎 | |||
松尾芭蕉の門下・向井去来が晩年を過ごした庵。去来の『落柿舎の記』に、庭の柿の木の実が一夜のうちにほとんど落ちつくした。それが落柿舎の名の由来と書かれています。元禄4年(1691)芭蕉は落柿舎に滞在し、有名な嵯峨日記を記しました。草庵は質素ですが、趣のあるたたずまい。やはり秋に訪れるのがベストです。 ■開館時間:午前9時〜午後5時 ■入館料:大人200円・中高校生200円・小学生無料 ■駐車場:有 ■右京区嵯峨小倉山緋明神町20 ■JR嵯峨嵐山下車徒歩約15分 |
![]() 落柿舎の前は嵯峨野らしい風情が残っている |
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![]() 茅葺の佇まい |
![]() 質素な居間 |
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常寂光寺 | |||
寺名は小倉山の麓に常寂光土の趣を持つことにに由来します。慶長年間に日蓮宗本圀寺の日禎上人の隠棲の地を寺にしました。元和6年(1620)、京都町衆によって寄進されたと伝えられる高さ12メートル余の多宝塔は重要文化財。小督局の遺品なども現存。 紅葉の名所としても知られ、シーズンには多くの観光客が訪れます。 ■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■拝観料:一般400円・中高校生400円・小人200円 ■駐車場:有 ■右京区嵯峨小倉山小倉町3 ■京福電車 嵐山下車 徒歩約25分 |
![]() 総門から仁王門を望む |
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![]() 多宝塔 |
![]() 仁王門 |
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二尊院 | |||
釈迦如来と阿弥陀如来の二体の本尊を祀っているために二尊院と名付けられました。正しくは二尊教院華台寺。天台宗の寺。承和年間(834-48)慈覚大師円仁が開基。応仁・文明の乱のあと法然の弟子湛空が再興。総門は伏見城の遺構といわれています。 参道の紅葉はすばらしく「紅葉の馬場」と呼ばれ嵯峨野を代表する名所です。 ■拝観時間:午前9時〜午後4時半 ■拝観料:一般500円・中高校生500円・小学生以下無料 ■駐車場:有 ■右京区嵯峨二尊院門前長神町27 ■JR嵯峨嵐山下車徒歩約15分 市バス嵯峨釈迦堂前下車徒歩約10分 |
![]() 総 門 |
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![]() 本 堂 |
![]() 本 堂 |
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![]() 紅葉の馬場 |
![]() 勅使門 |
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祇王寺 | |||
平家物語のなかで、平清盛の寵愛を失った白拍子祇王が、母の刀自と妹の祇女とともに剃髪して余生を過ごした寺です。真言宗。本尊大日如来のほか、清盛、祇王・祇女らの木像を安置。祇王・祇女の墓といわれる宝筐印塔、鎌倉時代の作とされる清盛の五輪の石塔があります。苔むす庭にひっそりとした佇まいが、悲恋を物語っています。紅葉の名所。 ■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■拝観料:一般300円・中高校生300円・小学生100円 ■駐車場:有 ■右京区嵯蛾鳥居本小坂町32 ■市バス/京都バス 嵯峨釈迦堂前下車 徒歩約15分 |
![]() 木漏れ日を浴びて紅葉が一段と美しい |
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![]() 仏間と吉野窓 |
![]() 雪の祇王寺 |
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滝口寺 | |||
法然の弟子念仏房良鎮が開創した往生院三宝寺の旧跡で浄土宗の寺。平家物語の平重盛の家来斎藤時頼と建礼門院の侍女横笛との悲恋の物語ゆかりの地として近年再興されました。出家して滝口入道と称した斎藤と横笛の坐像を本堂に安置。参道の歌碑は横笛が記したといわれています。小説「滝口入道」にちなんで命名された。 ■拝観時間:午前9時〜午後5時 ■拝観料:一般300円・中高校生200円・小学生50円 ■駐車場:無 ■右京区嵯峨亀山町10-4 ■市バス/京都バス 嵯峨釈迦堂前下車 徒歩約15分 |
![]() 本 堂 |
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![]() 滝口入道と横笛の木像 |
![]() 本堂より雪の庭を望む |
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